アンナカレーニナの法則
みなさんは「アンナカレーニナの法則」をご存じですか。
これはトルストイの名作「アンナカレーニナ」の「すべての幸せな家庭は似ているが、不幸な家庭はそれぞれに異なる理由で不幸である。」という一説です。
含蓄ある言葉で、なるほどなぁって思い当たりますね。
でも、次のようにビジネスに当てはめてみるとちょっと首をかしげるんです。
「良い会社は似ているが、ダメな会社はそれぞれに異なる理由でダメである。」
私の印象は「あれ、逆かなって感じ」で、次のように逆にした方がしっくりきます。
「良い会社はそれぞれに異なる理由で良いが、ダメな会社は似たような理由でダメである。」
江戸時代平戸藩主の松浦静山の「勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議の負けなし」の方がまだ近いです。
これ、「会社」の部分を、「社員」や「チーム」に置き換えても同じですが、 実は「勝ち」と「負け」のどちらに注目するかもポイントです。
野村監督は「負け」に注目してチーム改革を目指したように思います。一方、競争相手が非常に多いビジネス界では「勝ち」、すなわち「それぞれの良さを伸ばす経営」を重視すべきって理解しています。

