ERPは「一枚岩」からどこへ向かうのか?

昔のERPはMonolithic(一枚岩)と呼ばれていて、すべての機能を密結合したオールインワンのパッケージでした。私も、それが理想だと信じて設計していました。

その反動としてComposable、Headless、Best of Breedなどが登場し、ポストモダンERPでは「全部を一つで賄う」から「必要なサービスを組み合わせる」へと発想が変わりました。ただ、バラバラにすればよいわけではなく、今度はデータ、認証、権限、ワークフローなどをどうつなぐかという「バラバラ問題」が生まれます。

これからのERPは「一枚岩」でも「寄せ集め」でもない。共通プラットフォームの上で、業種別SaaSや外部サービスを組み合わせ、足りない部分はノーコードやAIで補う「Ecosystem型ERP」だと思っています。

過去2作は「全部入りのERP」を目指しました。3作目では逆に、「全部を作らないERP」を作ろうとしています。